2017年12月20日水曜日

12/19.Tue色彩心理学療法士研修会の報告



昨日(12/19.Tue)に行った、今年最後の色彩心理学療法士研修会の報告をさせていただきます。

<TimeTable>
10:00集合、発表準備
10:30〜13:00 ケーススタディ『快・不快の色彩』3ケース
14:00〜15:00 特別講義『「孤独」への考察と色イメージの探求』
15:00〜16:30 色彩心理学療法実践『「木」を描こう』

研修のご参加された療法士のみなさん、お疲れ様でした。
次回研修会は年明け、1月は年末年始をはさみ、第4週とさせていただきます。

★次回研修会:2018年1月23日(火)10:00集合

参加には予約が要りますので、色彩心理学療法士のみなさんはぜひご参加ください。
開催内容などは追って更新させていただきます。

(参加療法士の感想文を一部抜粋)

・自己分析を重ねていくうちに、自分の分析の仕方の傾向が見えてきているのですが、これを繰り返しやると同時に、他の療法士の方のやり方から私と違う傾向を見出していく中で、それも一緒になって全体として1つのものを紡いでいくようなイメージがでてきています。これが研修会の意味なのだろうと思います。

・色彩を使った「孤独」のワークをしてみて、はじめはさ「さびしい」というイメージでさびしさを表現していたけれど、それだけではないような気がしてきて、最後は赤まで14色をつかっていた。

・イメージとは、自分自身の深いところと関わっていて、時間の枠組みをも超えてしまうようなものであるように思います。そう思うと、本当のことが自分の中から見えてくるまで時間をかけて待つことに意味があるということにようやく気づき、信じて待つことの重要性を改めて感じます。

・毎日「孤独」を感じているし、誰かといても「孤独」を感じている。だからこそ繋がりを尊く感じるし、感謝できる。この抑揚のようなものを、私たちは与えられているのだろうと思うと同時に、色彩というたくさんの抑揚も表情も、与えられているんだなと改めて思った。

・快い色彩は、私を安心させて、私を後ろ向きに繋ぎ止めているもののように感じた。よくもわるくも。前に転がることも、後ろに繋ぎ止められることも、どちらも必要だとは思うけど、現実は前に転がらなければならない。でも転がってばかりでは壊れてしまう。

・今日描いた木はどうしてこんなことになったか今はよくわかりませんが、だからこそ自分のまだよく知らない部分をたくさん秘めているように思えて、これから出会っていくのが楽しみでもあります。自分らしくないと思いながらも、それも自分だという矛盾も感じて、とても興味深いと思っています。

・いつも思うのは、他の人の発表を聞くことは大変参考になる。分析もやり方もアプローチのしかたもみんな違っていて、それがいいと思う。今日発表の中で言われたことが、どとらも自分では見出せなかったことなので、私の宝となっていく。いいとか悪いとか、日常ではすぐ振り分けしてしまうけれど、そうではない視点を持つことはとても大切なことだと思う。それをここに来るたびに確認し、更新していっているような気がする。


いつも、研修会を生きたものにしてくださって、みなさんありがとうございます。

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